ひと昔前までは転職は後ろめたいもの、日本では定年まで一つの会社で働き続ける、というのが大多数の価値観だったと思います。しかし、近年では電車に乗っているだけでいくつもの転職に関する広告を見かけるようになり、実際に転職率も徐々に増えてきています。
(※総務省統計局「労働力調査」(平成31年2月付)より)
そこで今回は私の転職活動の経験を通じて感じたメリットについて書いていこうと思います。
・転職しようかどうか迷っている方
・なんとなく今の職に満足感が得られない方
実際に転職する気はんくても、1度は転職活動してみたほうが良い
「え?なんで転職しないのに転職活動するの?」
これは当然の疑問だと思います。でも今の職でずっと頑張っていくんだ!と確固たる確信がある方以外は1度試しに転職活動することは様々なメリットがあると思います。
その理由としては、
・転職活動は基本的に無料でできる
・新卒時の就職活動とは異なり、転職してもしなくてもよいという余裕がある
・そのため、企業や求人をじっくり選ぶことができる
・自分の市場価値がわかる
・自分が成長するキッカケをみつけられる
など、ざっとあげるだけでも様々あります。
重要なのは現状を客観的に理解して、今の自分は何をするべきかを把握し、今後のキャリアを考えるキッカケをもつことです。
今よりも良い条件の職を探すことは当然のことだと思います。
今の転職はとても敷居が低いので、まずは転職サイトに登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
現職にも良い影響が出る
これは実際の私の実体験を通じて感じたことなのですが、転職活動は現職にも良い影響を与えると思います。
転職する上で必ず面接があります。そこでは、転職理由などと共に、ほとんどの場合で現職では何をやってきたかも聞かれます。
そこで今まで何をやってきたかを説明しながらも、面接官から様々な質問が飛んできます。
「苦労したことは何か?」「普段の業務で気を付けていること、意識していることは?」
「活かせるスキルは?」「○○はできるか?」
このような質問に答えるためにも、自分のこれまでのキャリアを真面目に振り返ることになります。
そこで今までの自分のキャリアがイマイチだな~と思う方は、すぐにでも日々の働き方を見直しましょう。逆にしっかりと第三者に自分のキャリアを説明できる方は自身をもって明日からも仕事を頑張りましょう!
また、自己分析を行う良いきっかけにもなります。たいていの方は就活のときに自己分析をやったっきりだと思いますが、社会人になってからも定期的に自己分析することは非常に効果的です。
なぜならば、働いているうちに価値観やものごとの考え方は変化していくものであり、ちゃんと振り返る機会を設けなければその変化に自分でも気づかなかったりします。自分の変化に気づくことは、将来のキャリアを考える上でも重要です。
とはいえ、普段は忙しかったり、とくに自己分析しなくても問題なく過ごせたりでなかなか自分の内面に目を向けることなんてしないかもしれません。
なので、転職活動をきっかけに半ば強引に自己分析のタイミングをつくることで、自分の内面、引いては将来に目を向けてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、転職サイトは今の時代いろいろありますので、自分の気になるところに登録してみるのがいいと思います。まずはエージェントと話しをしてみましょう!


まとめ
今回は転職についてまとめてみました。
みなさんも自分のキャリア、可能性について改めて考えてみるのはいかがでしょうか。
日頃疲れてそんな余裕ない、そんな気持ちもわかりますが、自分の人生について考えてみていざ行動してみるのも悪くないと思います。

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